話すのと 書くのの あわいに

書きたくてどうしょうもない、しょうもないこと。

分かり合えやしないってことを、あなたと分かり合えたら。

八方美人な自分が嫌いだった。
誰からも嫌われたくないなんて、とても弱い人間の考えなのではないかと。
周りを気にせず言うことはちゃんと言える人が羨ましかった。

実はあの時とても嫌だったと後から言われたら、
それを正面から受け止めるのはなかなかキツい。
関係を断ち切っしまうのは簡単だし、
それ以上立ち入らせず心を閉じて、適当な社交辞令で距離を置くことも出来た。

だけど今苦しくてもこの人とこの関係を続けたい、その先へ行きたい、と願う私は、
一体何を欲しがってるのかな。


痛々しい正論をかざすことなく、
本音を引っ込めたままでもなく、
傷つきやすいと知りながら
魂の奥底の情熱を
平気そうな顔して恐る恐る晒す私。

分かり合えないと分かった上で、
それでも分かろうと努力をして、
結局全然分かんないねって
笑いたいんだ
あなたと。